2019/10/02 13:00

焚き火台としてご使用のユーザー様より、お問合わせ多数いただきました。

「フラットな鉄板がなんでこんなに燃えるんでしょうか?」

物質の燃焼には大量の空気が必要であります。
どのように「空気を供給させ続けるか」が焦点であります。
Board M9030  凹型鉄板がもたらすサイドエアーフロー効果がそれです。

空気は壁に沿って流れやすくなる特性があります。よりフラットな凹型にすることにより、その特性の効果を高めます。
フラットな凹型は、燃焼元の下口に空気をスムーズに誘導することが可能となり、終始、障害物が無い構造ゆえ詰まること無く燃焼を補助します。また、厚手で面積の大きいボトムボードは保温効果が高く、最後まで燃焼を促進します。

器型の一般的構造の焚き火台は、燃焼促進のためホールを設定したり網目を利用しますが、必ず目詰まりが発生し鎮火しまいがちです。
ホールや網目は空気の通過時に渦が発生し見た目以上に空気は流れないものです。また、灰をまき散らす要因でもあります。

Board M9030  凹型鉄板がもたらす、もう一つの利便性があります。
フラットゆえ、灰が集めやすく、凹口からスムーズに灰を処理することが可能です。
大きく重いBoard M9030 ですが、メンテナンスが大変容易でもあります。

また、大きくフラットな凹型ボトムボードは、焚き火本来の薪を組み、火を操る、立体な楽しみを実現いたします。